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第1回 施工例コンテスト

第1回 施工例コンテスト

construction example contest
大賞
第1回 施工例コンテスト 大賞受賞のお庭の施主のNさんと施工店のGarden studio 庭楽館 赤瀬さんからお話をうかがいました。
『温故知新』がうんだ
『和』のぬくもり
― 先祖から受け継いできた土地を、子や孫に ―
第1回 施工例コンテスト 大賞
プロフィール
Nさん(兵庫県・加東市在住 会計士)家族2名(夫婦)、会計士事務所と自宅が並んだ2軒の家を老夫婦で居住。近所に住む外孫に、将来的には家を譲ることを考えている。仕事は、昔ながらの顧客にのみ続けながら、少しずつ隠居生活にシフト中。
第1回 施工例コンテスト 大賞
施工前
庭工事のきっかけは?
敷地内に鬱蒼と生えていた雑草や竹やぶを整地して、駐車場の整備をするつもりで業者に相談したのがきっかけです。そのついでと言っては何ですが、居住スペースの方の庭を庭園風に整備してはどうかとすすめられて工事に至りました。
お庭がきれいに
なっていかがですか?
もう近くの孫たちもよくなったとびっくりして、日本風の庭がいいと言って喜んでくれましたね。河原の向こうに空も見えるし、開放的な空間になりました。
今回の工事で
特に気に入っておられる点は?
枯山水風の庭を提案いただいたんです。先祖より6代も受け継いできた土地だからこそと、そこに根付いたノムラモミジなどの樹木をそのまま移植して使いました。元々あった木なので馴染みもあって、落ち着いた庭に仕上がった点です。手前と奥の築山、それと京町家をイメージしたスクリーンや竜安寺垣の雰囲気がよく合って、解放感と風格を醸し出してくれていいですね。
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京町家をイメージした
糸屋格子スクリーンと移植したノムラモミジ
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竜安寺垣(タカショー 竜安寺垣フェンスL型)
お孫さんたちの感想は?
とにかく最初に見て良くなったとびっくりしていましたね。以前は駐車場代わりの草むらでしたから。
得意先もわざわざ見に来てくれています。
工事のあとの暮らしは
どう変わりましたか?
忙しく時間に追われていた生活から、窓の外に見える庭や河原の先に見る景色を楽しんで、自然を感じとれる時間を持てるようになりました。庭を眺めながらお茶を飲んだりしていますが気分もよいですね。
第1回 施工例コンテスト 大賞
縁側に座って庭を眺める施主のNさん
これから庭の工事をお考えの方に
向けてアドバイスをお願いします。
多額な予算をかけて大きな工事をやらなくても、愛着のある樹木や石など、あるものをうまく利用して簡素にするのもいいと思いましたね。少し雰囲気を変えるだけで、ずいぶん喜ばれましたし、暮らしも心地よくなりました。
第1回 施工例コンテスト 大賞
第1回 施工例コンテスト 大賞
第1回 施工例コンテスト 大賞
受賞者
庭チャンネル北播磨
Garden studio 庭楽館 
赤瀬 伸
先祖から受け継いできた土地を子や孫にきれいな形にして譲りたいと、老夫婦からのご依頼を受けました。

プランニングのための聞き取りのお話の中で、御主人さまの幼少期からの思い出や、お子様やお孫様への想いを聞かせていただくうちに、古きをたずねて新しきを知る「温故知新」の言葉が頭に浮かび、この言葉をプランニングコンセプトとしました。

敷地内にあった石や木をできるだけ再利用し、枯山水庭園の素材に使用。昔からの思い出を庭に残しました。

エントランスでは版築で門柱、三和土でアプローチと日本古来の伝統を現代に活かした技法で造作し、昔ながらの趣を真に伝える糸屋格子を玄関の目かくしに設置。和の伝統を今に活かし、和の情緒あふれるエントランスに仕上げました。
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施工前
第1回 施工例コンテスト 大賞
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版築施工中
(色の違った土を層にして突き固めていきます)
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版築施工中
(型枠を外して完成)
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庭チャンネル北播磨
Garden studio 庭楽館
代表取締役 赤瀬 伸
会社名:株式会社 富士川商事ヤシロ店
〒673-1433 兵庫県加東市松尾323
TEL 0795-42-1030
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